遺児

読売新聞の岩柳かわらばんに炎のストッパー2世」という見出しで広島カープの故津田投手の息子さんの記事が出ていた。津田投手が32歳で亡くなったときに4歳だった大毅さんも19歳に成長。九州国際大野球部から元カープ監督の古葉氏が今春から就任する東京国際大の野球部に編入するそうだ。編入を家庭の経済事情を考え諦めかけたが母親に頼み込み編入試験を受けたそうだ。「母に負担はかけられない」と午前6時から午後2時まで熊本市内の市場でアルバイトをし、家から市場までは約40分かけて走って往復する毎日。
今時、母親に気を使い自分の進路を決め努力する子は珍しい。それも球界の名投手だった子供がである。記事を読みながら鬼の私も目が潤んだ。天国で津田投手も見守っているだろう。